デザイナーとしてOSSに貢献できること

GitHub で公開されている OSS に Pull-request を送るのが僕の趣味だ。 そのような Pull-request の中にはコードだけでは無く、時にロゴデザインが含まれていることもある。

textlint

文章校正ツールであるtextlintプロジェクトの例では、作者の azu 氏がロゴを募集している Issueを見かけ、ちょっとしたアイディアをコメントしたことから始まった。

その後、より詳細な検討を重ねた結果、僕がデザインした textlint のロゴが無事プロジェクトに受け入れられた。

このようにプロジェクトの作者が Issue 等でロゴを募集することは、実は思っているより一般的だ。WebAssembly のロゴも公募のコンペティションで決まっている。

一方で自らロゴの提案をすることもある。

⌘ 英かな

macOS のキーバインドを変更するアプリである⌘ 英かなの例では、アイコンの改善案を思いつき、Pull-requestを送ったところ、驚くほどすぐにマージしてくれた。

結論

OSS コミュニティではコードだけでなくデザインワークに対してもオープンにコミットすることが出来る。 デザイナー諸氏は機会があれば興味のある OSS に貢献してみることをオススメする(実際 OSS 開発者の多くは、口にせずともクールなロゴが提案されることを心から待ち望んでいる!)